夏こそ白湯で、自律神経を整える

朝から30℃を超える日が続いたかと思えば、突然の雷雨。

先日も外出先で2時間ほど足止めされました。天気がコロコロ変わってまったく油断できませんね。

そのうえ外では汗ばむ暑さなのに、室内や電車では冷房がしっかり効いていて寒いくらい……。

このような 夏の激しい温度差 は、自律神経にとって意外と大きな負担になります。

自律神経は体温を一定に保つため、暑い場所では発汗させ、寒い場所では体内の熱を逃さないように血管を縮めて、24時間休むことなく働いています。

その状態が一日中続くことで自律神経は疲れやすくなり、

・夏バテ
・肩こり
・頭痛
・不眠
・食欲不振

といった不調へとつながることもあるのです。

冷たい飲み物の摂りすぎにも注意

暑い日は、アイスコーヒーや冷たいお茶、氷入りの飲み物を口にする機会も増えますね。

もちろん熱中症予防のための水分補給は大切ですが、冷たいものばかり続くと胃腸が冷え、本来の働きが低下しやすくなります。

東洋医学では、脾(胃腸)は「気(エネルギー)」をつくる大切な場所。

胃腸が弱ると、回復力の低下にもつながります。

夏だからこそ「白湯」を

そんな夏におすすめなのが 白湯 です。

白湯をゆっくり飲むことは、適度に胃腸を温めるだけでなく、心身をリラックスさせ、副交感神経を優位にする働きがあると言われています。

つまり白湯は、身体を温めるだけではなく、がんばり続けている自律神経を休ませるきっかけ にもなるのです。

白湯を飲むおすすめのタイミング

① 朝起きたら一杯

睡眠中は口の中の細菌が増えるため、まずは歯磨き、または口をすすいでから。

その後、ゆっくり白湯を飲むことで、胃腸と身体をやさしく目覚めさせます。

② 食事の前に一杯

食事の前に白湯を飲むと、胃腸が食事を受け入れる準備をしやすくなります。

慌ただしく食事を始める前に、一度ほっとひと息つく時間をつくることで、心も体も食事に集中しやすくなり、消化もよくなります。

③ 水分補給は「少しずつ」

一度にたくさん飲むよりも、こまめな水分補給が基本です。

冷たい飲み物ばかりではなく、できる範囲で白湯に置き換えるだけでも胃腸への負担は変わってきます。

毎朝、私も続けています

私自身も、朝起きたら タングスクレーパーで舌をきれいにしてから白湯を飲む という習慣をもう20年近く続けています。

アーユルヴェーダでは、寝ている間に体内で不要になった毒素(アーマ)が舌苔(舌のコケ)としてあらわれると考えられています。

白湯を飲む前にまずはこのアーマを除去し、再び体内に入らないようデトックスします。

このときに自分の舌の状態をチェック。色や形、コケの量や色も。

「舌が赤みを帯びてるな」
「苔がいつもより多いな」
「舌のまわりにギザギザの歯痕がついてるな」

など、毎日見ていると体調の変化に気づきやすくなります。

ほんの数分のことですが、一日の始まりに欠かせない大切な時間です。

当院でも白湯をお出ししています

当院では施術後に、オーガニックのカルダモンを加えた白湯をお出ししています。

爽やかな香りで飲みやすく、消化をサポートする効果もあります。

夏は暑さと冷房の冷えで、自律神経が乱れやすい季節。

毎日の小さな習慣を見直しながら、身体の内側から自律神経を整えていきましょう!


本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

奥沢うるう鍼灸院