
不眠にはいくつかのパターンがあります。
今回は、その中でも「布団に入ってもなかなか眠れない」寝つきの悪いタイプについて書いていきたいと思います。
布団に入ってから、また頭が動き始める
夕食の片付けを終えて、子どもの明日の準備をする。
洗濯物をたたみ、お風呂に入って、最後にもう一度、LINEとメールをチェックして寝室へ。
時計は 23 時を少し過ぎている。
今日は朝から仕事も忙しかったし、夕方からは保護者会もあった。
体はかなり疲れている。
「ああ、やっと布団に入れた」
そう思いながら電気を消す。
でも、いっこうに眠気はやってこない。
頭の中に、今日あったこと明日やらなきゃいけないことが次々と浮かんでくる。
「あのとき、あんな言い方しなければよかったな」
「あのメール、やっぱり返しておいたほうがよかったかな」
「明日のプレゼン大丈夫かなあ」
ひとつ終わると、また別のこと。
体は休みたいのに、頭の中では一日の続きがいつまでも終わらない。
寝たいのに、頭の中で思考がぐるぐる
寝つきが悪いときには、こうして頭の中でぐるぐると思考がめぐっていることがあります。
体は疲れているのに脳は休まらない、そんな状態。
こうした状態には、日中の緊張やストレス、自律神経の働きなどが関係していることがあります。
東洋医学では「気が滞っている」状態
東洋医学では、仕事や考えごとが続いて気が張っている状態を、「気のめぐりが滞っている」と捉えます。
ここでいう「気」は、東洋医学独自の考え方です。
心身へのストレスが続くと、気のめぐりが滞り、体の緊張やイライラなどにつながると考えます。
寝つきの悪さも、こうした状態のひとつとして考えることがあります。
そのため、問診では睡眠だけでなく、仕事や家庭でのストレス状況なども確認します。
さらに舌診や腹診、脈診などを通して、そのときの体の状態を見ていきます。
首肩、頭皮のこりをほぐすことが大切
体や心の緊張が続いて寝つきが悪い場合、とくに首や肩、頭皮の硬さが目立ちやすくなります。
まずは、その日の状態を確認しながら、必要な部分をほぐしていきます。
不眠の特効ツボというものは存在します。
でも、そうした眠りと関係するツボだけを使うのが鍼灸ではありません。
そのときの体の状態を確認して、自律神経のバランスも見ながら、寝つきの悪さが起きている背景を考えて施術を組み立てていきます。
当院の不眠施術やメニューに関しては、以下のページもご覧ください。
不眠の鍼灸治療
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
奥沢うるう鍼灸院

